うぃるるん滞在記

-4日目- 暖かい日差し

「安いよ~」
「ヘイダンナ!!俺の防具はどうだい!?」

鳥のさえずりと正反対に賑やかな商人達の声が聞こえる。
ここはプロンテラ、この世界一番の人口を誇る城下町だ。

普段だとうるさいこの街も気分が落ち込んだときには気楽になれたりする。
かといって俺が落ち込むことなんてハレー彗星並にまれなんだがな。
たまには優しくしてくれたら浮かれる通り越して壊れるぜ?

「さて・・・なんかいい掘り出し物あるかね・・・」
ブラブラ散歩ついでに露天を眺めて見る。
もちろん街行く女の子のチェックも欠かさない

「お、うぃるるん~」
「ヘイマイフレンド!!」
やたら陽気な声が聞こえる・・・・。

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こやつらは「かぅ」と「よぃち」、俺の親友だ。
というか、ここで紹介する人物は全部親友だから紹介するんだが・・・まぁキニシナイ

「なーにしてんだ?またナンパか?」
気さくにヒドイことをいってくるかぅ。
「うぃるるん~最近遊びこないね~あれか?また振られたか?」
すごい陽気にスゴイことを聞いてくるよぃち。

・・・・・揃いもそろってなんつうことを言うかね・・・。
おかしいな、俺は世間一般では紳士で通ってるはずなんだが・・・今度じっくり話し合うか。
言い負かされそうなのは置いといて。

仲良く立っていることからも分かるとおり、こやつらは夫婦だ。
俺の印象じゃ喧嘩をしていることも珍しくないはずなんだが・・・・いつ会っても仲よさそうだ

かぅとよぃちはいつ会ってもなんか楽でいい、いや良い意味でな。
かぅはいつも元気で(小学生みたいな紹介だな)俺が落ち込んだとき、また
かぅが落ち込んだときに互いに相談できる仲だ。

よぃちはこれまた竹を割った性格というか、さっぱりした性格が印象的だ。
一部からは女帝なんて言われて恐れられているらしいが・・・あんまり見えないな。
当然俺にとっても魅力的な女性ではあるんだが・・・いくら俺がバカでも罪悪感と親友の
恨みを買うなんてマネはしない。(後者が特にヤバイ、100回死んでもダメダロウナ)

まぁなんだかんだいって仲良くしてるかぅ達を見るのが俺にとっても楽しかったりするから
この関係をずっと続けていきたいとは思っている。

「別になにもしてね~よ、ちょっと露天ブラついてるだけだ」
「おろ?そうなのか?おかしいなてっきり・・・。」
てっきりなんなんだ・・・・・追求はしないが、たぶん反論できないだろうし。

「うぃるるんこれ買って?」
そんな笑顔で馬鹿デカイ宝石もってこられてもだな・・・。
「無理。その日暮らしの俺にそんな金があるわけなかろーが」
「えー、ほら。そこに闇金融とかあるよ??」
だから満面の笑顔で怖いことをサラリと言ってのけるんじゃない・・・・。
うん、やっぱ女帝かも

そんな他愛も無い会話をしながらプロンテラの城下町を歩く。
共に笑いあいながら今日という時間を過ごしてゆく。
たまにはモンスターなんて見ない静かな一日もいいもんだ。

とても穏やかな一日。 今日はやけに暖かい日差しが気持ち良い。
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by will-gurakoro | 2006-04-25 00:35 | 小説
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妄想100%の小説をメインに細々と・・・・
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